CHARACTER DESIGNER/
VIDEO CREATOR
キャラクターデザイナー・映像クリエイターとは

キャラクターデザイナーとは

キャラクターデザイナーとは、クライアントの要望に応じてキャラクターの絵を描く仕事です。対象となるイラストはさまざまで、アニメやゲーム、雑誌、ポスター、企業広告など、キャラクターデザイナーの活動範囲は多岐に渡ります。
ゲーム会社などに勤務するキャラクターデザイナーの場合は、基本的にディレクターと打合せをするところから始まり、ゲームの設定に応じてストーリーや世界観にマッチするキャラクターを描いていきます。
そのイラストの制作が一通り完了したら、ディレクターに確認してもらい、指示された場所の修正を行っていきます。
修正の数はその時の状況次第で変わってきますが、通常は何度も修正を繰り返していき、少しずつ完成形へ近づけていくといったパターンが多いです。
フリーとして働くキャラクターデザイナーになると、クライアントからの指示書を基にキャラクターを作っていき、完成まで何度もチェックのやり取りをしながらすすめていきます。
また、キャラクターデザイナーとは、アニメやゲーム、企業広告などに登場するキャラクターを創作する職業です。作品の世界観にあわせ、主人公やヒロイン、ライバルなどの人物、モンスターや動物といった多種多様なキャラクターを生み出す重要な役割を担うのがキャラクターデザイナーの仕事です。
キャラクターデザイナーの多くの場合、プランナーなどがゲームやアニメの中のイメージを作り上げ、それをビジュアル化していくのがキャラクターデザイナーの仕事です。
プランナーと相談しながら、キャラクターの顔、髪型、服装、持ち物、表情、身長、体重などまでを設定。それを基にキャラクターを作り上げていきます。
アニメのキャラクターを作る場合は、背景デザインやアニメーターと兼務する場合も多くなります。
キャラクターデザイナーに求められる能力とは、まず画力が一番に求められます。アニメやゲーム、雑誌、ポスターなど、媒体によって求められる絵は異なるので、さまざまなイラストを臨機応変に描き分けられる人ほどキャラクターデザイナーに向いていると言えます。
また、キャラクターデザイナーは、まったくの0の状態からオリジナルの絵を生み出す必要があるため、豊かな想像力も求められます。
キャラクターデザイナーに必要な主なスキルは、次の4つとなります。
キャラクターデザイナーに必要なスキル1つ目は、基礎画力で、キャラクターデザインをする上で人物を描くことは避けられません。どんな等身のキャラクターでも、関節や表情、ポージングなどを描く上では、人体の基本的な仕組みを理解することはとても重要です。
また、武器やアイテムなど小物をデザインするケースも多いので、無機物の光の当たり方や影の落ち方などを表現するためにもデッサンスキルは必須です。
キャラクターデザイナーに必要なスキル2つ目は、グラフィックソフトのスキルで、出来上がったイラストをCGにしていくことも多いので、ほとんどのケースではキャラクターデザインはデジタルで描かれます。ソフトはさまざまありますが、自分が使いやすいソフトのスキルを身に付けることは必須と言えます。
キャラクターデザイナーに必要なスキル3つ目は、想像力・発想力で、キャラクターデザイナーは、プロデューサーやプランナーが思い描いたゲームやアニメの世界観を具現化する仕事です。
想像力を養うためには何をすればいいかと思う方も多いかと思います。ヒントは、世の中のさまざまなモノ、コトに興味を持ちインプットをたくさんし、知識を増やすことです。
例えば、ファンタジーゲームのキャラクターデザインをするなら、現実の中世ヨーロッパの歴史や文化を知ることで想像力は広がります。
キャラクターデザイナーに必要なスキル4つ目は、コミュニケーション能力で、ゲーム会社やアニメ会社のキャラクターデザイナーはフリーランスのイラストレーターと違い、一つの作品を取り巻くプロジェクトチームの一員として働くため、コミュニケーション能力は必須と言えます。
就職面接の際にも、一次審査の書類選考で作品を見られ、二次審査以降の面接試験では主にコミュニケーション能力が見られることが多いです。

映像クリエイターとは

映像クリエイターとは、映像制作に関わる職種に就くすべての人を指します。映像クリエイターの職種として代表的なものは、プロデューサー・ディレクター・カメラマン・映像編集者・サウンドクリエイター・CGクリエイターとなります。
また、映像クリエイターとは、映像制作に携わる仕事の総称です。テレビ局や映像関連の制作会社、その他さまざまな企業などに所属し、テレビ番組や映画、ドラマをはじめ、CM、PV、MV、アニメーション、ゲーム、WEBコンテンツなど、多種多様な映像を制作します。
映像クリエイターの仕事内容は、企画のコンセプトや予算、制作スケジュールに沿って、ディレクターが具体的な構成や段取りを考え、撮影担当のカメラマン、照明を演出するライトマンに業務を割り振り、実際の撮影が行われます。
撮影された映像は、編集マンの手によって映像作品へと仕上がります。映像作品といっても、さまざまなジャンルがあり、ジャンルが変わると作業の進め方も大きく異なってきます。
届けたいメッセージや伝えたいターゲットに合わせて、メディアを選ぶ必要があります。見る人の心に強く残り、多くのことを伝えることができる映像の仕事はハードな分、やりがいも大きい仕事です。
制作系の映像クリエイターとは、映像を制作するうえでの企画立案やスケジュール管理、資金調達などを行う仕事です。現場では、プロデューサーやディレクターなどを呼ばれるポジションです。
プロデューサーとは、映像作品を制作するプロジェクトの統括責任者であり、企画力や交渉力、マネジメント能力や映像業界の人脈などが求められます。
技術系の映像クリエイターとは、映像の編集や加工などを手がけるため、高度な専門技術や知識、芸術的センスが必要とされる仕事です。
現場では、主にカメラマン、編集オペレーターやCGクリエイター、音声関連に分類されます。
制作系と技術系に分かれる映像クリエイターの仕事ですが、実はその線引きは明確になっていません。最近の傾向では、分業制を導入しない映像クリエイターが増え、映像編集ソフトなどを扱える制作系の映像クリエイターや、自ら企画立案やスケジュール管理などを行う技術系の映像クリエイターも数多くいます。
映像クリエイターには、テレビ番組や映画、CM以外にも、さまざまなクライアントの要望に応じられる柔軟性や臨機応変さが必要です。そのため、企画・撮影・編集など、映像制作のさまざまな工程に携わるスキルやセンスが求められています。
映像クリエイターに求められる主なスキルは、次の3つとなります。
映像クリエイターに求められるスキル1つ目は、コミュニケーション能力で、制作スタッフとの意思疎通やクライアントの要望、映像イメージを掴み取って自分のアイディアを膨らませていくためには、コミュニケーション能力はとても大切です。
映像クリエイターに求められるスキル2つ目は、忍耐力で、納期までに映像を完成させることが絶対条件ですので、締切直前は激務になることもあります。不規則な生活にも耐えられる体力と忍耐力が求められます。
映像クリエイターに求められるスキル3つ目は、積極性・探求心で、多様なジャンルの音楽を聴いたり、芸術センスや編集のテクニックを磨き、常に最先端の情報や技術を取り入れる積極性が大切です。

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