PROFESSIONAL GAMER/
ILLUSTRATOR
プロゲーマー・イラストレーターとは

プロゲーマーとは

プロゲーマーとは、ゲームプレイを職業として、収入を得ているプロフェッショナルです。近年、プロゲーマーが注目されている大きな要因は、eスポーツの急速な成長と普及にあります。大規模な国際大会の開催や高額な賞金、さらにはスポンサーシップの増加により、ゲームプレイが職業として認知されるように変化しました。
具体例をあげると、日本の有名プロゲーマーは格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズで世界チャンピオンの称号を獲得し、多くの賞金を手にしています。
このように、eスポーツ業界の発展とともに、プロゲーマーの重要性は今後さらに増していくでしょう。
プロゲーマーとは、強さを競い合い、技・戦略で観客を沸かす新しいアスリートです。
特定のゲームタイトルで日本大会や世界大会を目指す場合、多くはプロゲーミングチームに所属しチームで日々の練習から大会参加までを行っています。
プロゲーミングチームは、プロのスポーツチームと同じく、企業スポンサーを募り資金を捻出するほか、イベント参加やグッズ販売などさまざまな活動から収益を立てます。
また、最近ではプロゲーマーが移籍する際に移籍金が発生するなど、本格的にプロとしての運営がなされています。
プロゲーマーになるには、国家資格や決まったルートは特にありません。それは、プロゲーマーは純粋な実力主義の世界だからです。学歴や経歴ではなく、ゲームの腕前と結果がすべてとなります。
このことが、多くの若者をプロゲーマーの道へと引き付ける要因といえるでしょう。
プロゲーマーは、常に変化するゲーム環境や新たな戦略に適応し続ける必要があります。
プロゲーマーに必要なスキルは、主に次の5つとなります。プロゲーマーに必要なスキル1つ目は、ゲームスキルで、プロゲーマーにとって、ゲームスキルは最も重要な要素です。高度なプレイ技術がなければ、競技の場で勝ち抜けないからです。例として、格闘ゲームの世界チャンピオンであれば、短時間で複数回のボタン入力ができる「指の速さ」と、相手の動きを瞬時に読み取る「洞察力」を持っています。
従って、プロゲーマーを目指す人は日々の練習をとおして、自身のゲームスキルを極限まで高める必要があります。
プロゲーマーに必要なスキル2つ目は、コミュニケーションスキルで、プロゲーマーには高いコミュニケーションスキルが求められます。チームプレイやファンとの交流、スポンサーとの関係構築に対人スキルは欠かせません。
人気プロゲーマーとして注目されると、試合後のインタビューや地震のYouTubeチャンネルで、ゲーム戦略や心境をわかりやすく説明し、多くのファンを獲得する人もいます。
このように、コミュニケーション能力はプロゲーマーとしての成功に直結する重要なスキルといえるでしょう。
プロゲーマーに必要なスキル3つ目は、柔軟性・分析力で、プロゲーマーには高い柔軟性と分析力が重要です。ゲーム環境は常に変化し、新たな戦略や対戦相手の戦術に迅速に適応しなければならないからです。
プロゲーマーに必要なスキル4つ目は、精神力・忍耐力で、プロゲーマーには強靭な精神力と忍耐力が求められます。それは、長時間の練習や緊張感の高い試合、ときには敗北や批判に直面するからです。
プロゲーマーに必要なスキル5つ目は、語学力で、プロゲーマーにとって、語学力は国際的な場で活躍するには必須のスキルです。
英語を中心とした外国語スキルは、海外の大会参加や国際的なチームでのプレイ、グローバルなファン獲得に不可欠だからです。

イラストレーターとは

イラストレーターとは、クライアントからイラスト制作の依頼を受け、趣旨に合うイラストを制作して提供する仕事です。自分の描きたいものを描くアーティストではなく、依頼主であるクライアントの要望を汲み取り、媒体やコンセプトに合うイラストを制作します。
身近なものでは書籍や雑誌の表紙や挿絵、WEBサイトなどに掲載する漫画やパンフレットのイラスト、広告や商品パッケージ、ソーシャルゲームのキャラクターなど多くの分野で、イラストレーターは活躍しています。
イラストレーターの主な仕事内容は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作し、提供することです。制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、WEBサイトや雑誌の挿絵など身近なものが主ですが、さらに専門的な分野を担当するイラストレーターも少なくありません。
工業製品のマニュアルに掲載する図柄などを描く、「テクニカルイラストレーター」や、医療関係に特化した「メディカルイラストレーター」などもいます。
このように、イラストレーターは携わる業界によって、異なるジャンルのイラストを制作しています。一般的には、制作会社やプロダクションに所属し、会社員イラストレーターとして仕事を始めるケースが多くみられます。
イラストレーターとしての実績と経験を積んで、フリーランスの道を歩む人もいます。
イラストレーターに必要なスキルは、主に次の4つとなります。イラストレーターに必要なスキル1つ目は、イラストを描けるスキルで、大前提としてオリジナルのイラストが描けることが重視されます。
イラストレーターに必要なスキル2つ目は、デザイン系のツールを使いこなせるスキルで、例えば、Photoshopのようなデジタルツールを使えることで、デジタルデザインを仕事として請け負うことができるようになります。
コンピュータでイラストを描くのが主流になっている現在では、Photoshop以外にもデジタルデザインができるソフトはありますが、まずはこのソフトが使いこなせることが重要です。
イラストレーターに必要なスキル3つ目は、著作権への理解で、イラストレーターになるにあたり、著作権に関しての知識や理解が必要です。
イラストには著作権があり、クライアントに著作権自体を譲った場合、自分の作品であっても他で使用することはできませんので、フリーランスの場合は、慎重な対応が特に求められます。イラストレーターに必要なスキル4つ目は、見る力で、イラストが描けることと同じくらい「見る力」が必要です。見たことのないものは描けないといわれるように、日々の鍛錬が重要になります。
絵や動画、図形の組み合わせ、色の組み合わせをパターンとしてとらえ、それを自分のイラストにオリジナリティを持って描きおこしていきます。イラストレーターの見る力は、デッサン練習でも鍛えることができると言われています。
イラストレーターになるための資格は特にありません。実際にイラストを描くスキルが大切ですので、資格があることが求人の応募条件に入っていることはほとんどありません。
資格は必須ではありませんが、イラストレーターはデジタルデザインができるスキルが求められますので、これらのソフトウェアを正しく使えるスキルを持っていることを提示するために、それぞれのソフトウェアの資格を取得しておくと、転職活動の際にもアピール力が高まります。

  • みなさんに必要なことは
    1歩踏み出す決断力!