SCHOOL COMPARISON大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリット(情報処理専門学校)

こちらのページでは大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリットについていろいろ検討したり迷われているみなさんに、情報処理専門学校編としてご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください!
4年制の大学と専門学校は、それぞれ異なる特長やメリット・デメリットがあります。進学先を選ぶ際には、自分の目指すキャリアや学びたい内容に合わせて検討することが重要です。
まずは一般的分野での、大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリットについて、説明します。

一般的分野での4年制への進学
大学と専門学校のメリット・デメリット

4年制大学

メリット
  • 1.幅広い教養を身に付けられる

    大学では一般教養科目や選択科目が充実しており、幅広い分野の知識を学ぶことができます。

  • 2.進路の柔軟性

    学びながら将来の方向性をじっくり考えることができ、途中で専攻を変更することも可能です。

  • 3.研究や学問の深堀り

    理論的な学問を深く学びたい人に適しており、大学院進学の選択肢も広がります。

  • 4.自由な時間が多い

    授業の選択が自由で、サークル活動やアルバイトなどの時間を確保しやすい点も魅力です。

デメリット
  • 1.学費が高い

    4年間の学費が必要で、専門学校よりも経済的負担が大きい場合があります。

  • 2.実践的な学びが少ない

    座学中心のカリキュラムが多く、実習や産学連携教育が少ない場合があります。

  • 3.自主性が求められる

    自由度が高い分、自己管理ができないと学びが浅くなる可能性があります。

4年制専門学校

メリット
  • 1.実践的な学び

    専門学校では業界で活躍するプロから直接学び、実習を通じて即戦力となるスキルを身に付けることができます。

  • 2.資格取得に強い

    特定の職業に必要な資格を効率的に取得できるカリキュラムが整っています。

  • 3.学費が安い

    大学よりも学費が安いため、経済的負担が軽減されます。

  • 4.就職に有利

    特定の業界や職種への就職に強く、専門性を活かしたキャリアを築きやすいです。

デメリット
  • 1.進路の幅が狭い

    特定の分野に特化しているため、途中で進路変更が難しい場合があります。

  • 2.自由な時間が少ない

    授業が詰め込まれているため、アルバイトや課外活動の時間を確保しにくいことがあります。

  • 3.応募できない職種がある

    医師や薬剤師など、大学でしか取得できない資格が必要な職種には進めません。

高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)
大学・専門学校の大学併修の
3つの比較(シミュレーション)

一般的分野での大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリットについては上記のとおりとなりますが、情報処理専門学校・大学・専門学校の大学併修では、どのようなメリットがあるかについて詳しく説明したいと思います。

  • 高度ITエンジニア(高度専門士)コース
    (情報処理専門学校)

    本校(情報処理専門学校)の高度ITエンジニア(高度専門士)コースでの平均的な学生を想定しています。

  • 大学

    偏差値が45~55程度の情報系を学ぶ工学部や理学部を有する大学及び大学生を想定しています。

  • 専門学校の大学併修

    本校(情報処理専門学校)の近畿大学併修も含めた、一般的な専門学校の大学併修及び学生を想定しています。

平成17年に創設された専門学校の高度専門士では、大学と同等の学歴を有することができます。

授業より専門的な技術・知識を学ぶことができます
(見やすいように4年間で4,000時間と仮定)

大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリット(情報処理専門学校)のポイント1つ目は、授業についての比較となります。

上記いずれの進路に進んでも、学生が4年間で学ぶ時間は限られています。高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)では、コンピュータ関連の実践的な授業がほかの高等教育と比較して圧倒的に多いため、情報系に就職してからの優位性が顕著に出てきます。

給料より給料アップが可能です

大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリット(情報処理専門学校)のポイント2つ目は、給料についての比較となります。

平均的な所得見込みをもとに比較すると、試験に特化したカリキュラムである高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)はより高度な資格を取得することが可能なため、資格に応じた手当が加算され、月額手当を多く受け取ることができます。

一般的な大学生は、資格手当の対象となる情報処理の国家資格を保有していないケースが多く、その分の収入差が生まれます。高度ITエンジニア(高度専門士)コース卒(情報処理専門学校)の給料が大学卒の給料より高い反面、学費については、高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)が大学より圧倒的に安くなっています。

こうした点を踏まえると、どちらに進学することがお得でメリットがあるか理解できるかと思います。

進路大学とほぼ同等です

大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリット(情報処理専門学校)のポイント3つ目は、進路についての比較となります。

高度専門士が大学と同等言われる理由の一つに、大学院進学があります。大学院とは、大学で学んだ分野の延長をもっと極めたい人が進学する高等教育機関であり、修士課程や博士課程があります。
一方で就職ですが、なぜ大学の就職可能性が98%なのか疑問を持たれるかもしれません。これは、いわゆる「学歴フィルター」が関係していると考えます。
たとえば、一部の高難易度の大学では学歴を重視する企業とのつながりや、学生時代のサークル活動、OB・OGとの人脈が就職活動に有利に働くケースが見られます。
ただし、これは一部の例であり、一般的な大学で平均的な学習をしてきた場合、こうした就職パターンに該当しないことが多いため98%と算出しています。
つまり、単に大学卒業というだけでは実質的にすべての企業に応募できるわけではありません。企業によっては、書類選考で見送られることもあります。
残念ながら、高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)も一部の高難易度の大学には当てはまらないため、一般的な大学と割合が当てはまります。しかし、裏を返せば一般的な大学とほぼ同じ就職先に進むことができます。
本校には、高度ITエンジニア(高度専門士)コース(情報処理専門学校)以外にも、近畿大学を連携した大学併修も持っていますし、2年間専門学校で勉強した後、大学に編入も可能となっています。

大学と専門学校どちらが得か、4年制進学のメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、もし、周囲の意見に迷い大学進学を考えている人は、まずは2年制の情報処理専門学校を卒業した後に、大学編入を目指すという選択肢もありますので、進路への不安を和らげる一つの方法として、ぜひ参考にしてみてください。

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